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2016年6月4日土曜日

タムラミ近況

タムタムとラミーのこの3ヵ月を写真で振り返りたいと思います(ただの猫親バカです)。

まず、室内飼いとはいえ、猫のために全部のドアをずっと開けっ放しにしておくわけにもいかないので、彼らが家に来て数週間後にさっそく、リビングのドアにキャットフラップを取りつけたのですが……。
この通り、ベンが頑張ってDIYで取り付けました
な、なんとガッカリなことに、猫たちがそのキャットフラップを使わない……。まあ、今まで見たこともないだろうから仕方ないだろうと思い、ベンと二人して一生懸命(かなり滑稽なぐらい)あの手この手で猫たちにキャットフラップというものを教えようとしたのですが……。
お気に入りのオモチャやエサで釣ったりしてみたものの……
フラップの向こう側からじーーーーっと見て考えてるだけ……。
いつもはこのオモチャに食いついてくるのに、フラップの向こうから
垂れ下がっているため、警戒してじーーーっと見てるだけ……
この通り、まったくもってトホホな状況だったのですが、何度も何度もしつこくエサやオモチャを使って教えているうちに、フラップを開けたままにしておけば、2匹ともどうにかトンネルをくぐってくれるようにはなりました。でも自分のアタマで押して通るということはしないんだよね。なのでいまだに日中はフラップにヒモを引っ掛けてドアのハンドルに吊るし、開けたままにしている状態です(夜はベッドルームに入って来ないように、フラップを閉めています。といっても鍵はかけていないので、頭で押せば簡単に通り抜けできるんだけど、しないんだよね。それで朝になると、ドアの向こうで私たちがドア開けるのを待ち構えているという……笑)。今のところ猫たちも私たちもそれで問題なく日々を送っているので、そのままにしているんだけど、まあ、そのうちもう1回ぐらい、段階を踏んで調教を試してみようかと思っています。それでもダメならもう諦めるしかないかなー。

また、まもなくやって来る夏に備えて、レスキューセンターから助言を受けていた通り、窓にワイヤーメッシュボード(網戸のようなもの)を取り付けました。うちは2階なので、窓を開けると猫がそこから外に出てしまったり、はたまた窓から落ちたりする可能性もあって危険なのです。とりあえずキッチン、リビング、スペアルームの3ヵ所の窓に、これまたベンがホームセンターで材料を購入してDIYで製作して設置したのですが、なかなか上手に出来て大助かり。
この通り、猫たちも安全に窓から外の景色を楽しめます
立ち上がると猫の着ぐるみを着た人間みたい
ワイヤーメッシュとは関係ないけど、冬の間はこのように毎朝、
窓の結露をおいしそうに舐めていたのであった
ちょっと前に遡りますが、うちに来て1ヵ月ぐらいの頃は、よく二匹仲良く並んで椅子の上で昼寝をしてました。最近はタムタムがティーンエイジャーの男の子っぽくやんちゃなので、ラミーが鬱陶しがって、ちょっと離れて寝たりすることもあります笑。



        

昼寝といえば、タムタムの寝姿がいつも豪快でかなりウケます。というわけで、寝姿いろいろ。
ベッドから足が出てて、落っこちそう。実際によく落っこちてます笑
和むニャ〜

よくこうやって手を前に伸ばして寝ている
のび〜
さらに、のび〜
もっと、のび〜
くるりん
完全無防備

無防備を通り越して……だはははは
タムタムはほんとに詮索好きというか、いつも私たちのそばにいて、私たちがやってることに何でも首を突っ込んでくる(っていうかまあ、そばで見ている)、ちょっと犬みたいな猫です。類にもれず2匹とも掃除機が大の苦手で、掃除機を取り出すだけでたちまち緊張感が漂い、ラミーはあっという間に遠くに逃げてしまうんだけど、タムタムは怖いくせに闘魂を見せようとするっていうか、どうしてもその動きを追わずにいられないようで、いつもめちゃめちゃ殺気立った面持ちで、付かず離れずの位置からじーっと掃除機の動きを見ています。時々居ても立ってもいられなくなるのか、そばに寄れないストレスを発散するかのごとく、近くにある全く関係ないものを連打したりするんだよね。そして掃除機の音が収まると、そろりそろりと近づいてきて、通りすがりに軽くパンチを食らわせたりしていて、また可笑しいったらないのです。
少し前にリビングのレコード棚と本棚を新調して模様替えした時も、
このようにずーっとまとわりついて見ていて、邪魔だっつーの笑。
ほんと、邪魔っていうか、危なくて仕方ない
レコード整理中もこのとおり引っついて見ている
ところでこの模様替えの時、郵送されてきたレコード棚が梱包されていたダンボールがとても頑丈で質がよかったので、捨てるのももったいないしと思い、猫ハウスを作ってみました。最初は「イエロー猫サブマリン」になる予定だったんだけど、仕上がってみたら猫キャラバンになってしまいました。
このように、製作中もとことん邪魔しにきます。でもカワユイので
ついこうやって写真撮っちゃうんだよね(猫親バカ)
出来上がり〜。思いがけずド派手な仕上がりになってしもた
自分の似顔絵を見つめるタムタム(笑)
タムタム劇場〜 なんつって
こんな風に遊んだりとか
お昼寝したりとか
ラミーもよくこのキャラバン使ってます。と、今までタムタムの写真ばっかりだったので、ちょっとここでラミーの写真も。

じゃじゃーん
日射しの中でまどろむラミー
毛布にくるまるラミー
「あの、すいません、猫ミルク2つください」
洗濯機に夢中なラミー

バッグに添い寝するラミー
きれーな弧を描いて眠るラミー
階段でだら〜っとするラミー
時々このようにミステリアスな雰囲気も見せるラミー
あどけない表情で私を悩殺するラミー
まるで置物のように佇むラミー
猫の何がそんなに面白いのかと考えていて思ったのが、猫って、とにかく何にでもかなり敏感かつ真剣に反応して、全力でそれに向かってる感があって、しかもその真剣に反応している最中の動作が人間から見ると「可愛い」の一言に尽きてしまうので、思わず見ていて笑顔になっちゃうわけだけど、でも何と言っても、猫は犬と違って「笑わない」(楽しそうな顔をしない)ので、いつもシリアスな表情でオモロいこと、カワユイことをしている、それが何より見ていて和むし面白いんだよなー、と。

猫ってすごいきれい好きで繊細だし、それぞれがこだわりを持っている個性派という感じ。タムタムはトイレの処理が下手で、いつまでも延々トイレの砂かけ作業をしている割には全然砂がかかっておらず、いつも「にゃにゃにゃぁあああ!」と大騒ぎしている(トイレの処理が上手なラミーが時々、代わりにやってあげている時さえある。ラミー的には「ちょっとくっさーい、ちゃんと砂かけてよね」って感じなのかもですが笑)。なかでも特にうまくいかなかった時なんかは、その状況に動揺して、興奮したような態度を見せたり、落ち込んだような表情を見せたりもする。人間もトイレが詰まって流れなくて大変なことになっちゃったりしたら焦るわけで、それと一緒なんだと思いますけどね。あと彼らも犬と同じく、私たちの行動を傍からよく見ているんだけど、犬と違うのは、目が合うと寄ってくるんじゃなくて、まるで「見てませんでしたよ」とでもいうように、ちょっとキョドった顔をしながら、すーっと視線を逸らすんだよね。これもなんか人間ぽくて面白いなーと。まあ、猫に対して真っ向から目を合わせるのは、挑戦とか敵対心を表すことになるらしく、もし猫が目を逸らしたら、それは敵対心がないことを示しているらしいんですけどね。

何はともあれ、おかげさまで今のところ二匹とも元気に暮らしています。聞いた話によると、生後6ヵ月ぐらいでおおよその体長が決定するらしく、我が家の猫は今、ちょうど6ヵ月を過ぎたぐらいなので、これ以上ぐんぐん大きくなることはないのかな? 生後1年でいわゆる成猫となるらしいので、めでたく大人になったあかつきには、マタタビでお祝いかなあ、と(笑)。

最後にタムタムの「うぎゃー!」っていう一枚

■today's disc:Go Go Kitty/The New Bangs
ベンが作ってくれたミックステープに入っていた、60年代のかっこいい猫ソング。