2016年春夏旅行記の第2回は、おフランスのおパリでございます。
パリは大学生の時にバックパック旅行で初めて訪れ、数日滞在して以来のご無沙汰。日本でかつてよく紹介されていたガーリーなパリジェンヌのライフスタイルとかファッションとか、「アメリ」的な雰囲気って、可愛いなーとは思うんだけど個人的にどうもそこまでしっくりこないので、長い間そんなに惹かれてなかったんだけど、フレンチポップスとかシャンソンとかガレージとか音楽的には気になるものがいっぱいだし、何よりパリの日本食はレベルが高いという噂。そんなわけでこの数年は「んーーーなんか今改めて、おパリ行きたい!」と、パリ熱が高まっていたのです。しかも去年日本に帰った時に、グラフィックデザイナーでアーティストの友達のひさえちゃんが「来年パリで個展する予定」というので、おー、それならそのタイミングでひさえちゃんに会いがてら、パリ行ったるで!と意気込んでいたのでした。しかしフランスはご存知のとおり昨年からテロ事件が続き、ずっと厳戒態勢。しかも最近では洪水に見舞われたり、何かと災難続きで日本からの旅行者もだいぶ減っている様子。ひさえちゃん個展どうしたかなあ、取りやめてても不思議じゃないけどなあ、などと思っていた矢先にご本人から「個展やります」とメールが。おお!それならほんとに行ったるで!というわけで、6月アタマにベンともども、3泊4日で花の都おパリへと赴いたのでした。
ユーロスターも今回初めて利用したんだけど、日にちと時間帯を選べばめっちゃ安く予約できるんですねこれが。ロンドンからパリまで一人片道£29。ウェールズに行くより安いさ!ロンドンのセント・パンクラス駅でイギリス出国&フランス入国手続きを一度に済ませてしまうので、パリ北駅に到着した後はすぐにそのまま街へと繰り出せます。
今回はAirbnbを利用して、パリ東側、メトロのBuzenval駅からすぐ近くのフラット(フランス語だとアパルトマンって言うのかしらん)に滞在しました。ロンドンでいったらちょうどうちの近所のようなエリアじゃないか?という感じで、何か妙に落ち着く。雰囲気のある古い建物内の使い勝手のいい部屋で、まさに東京のワンルームマンションを思い出させるコンパクトなつくり。
オーナーのカップルも親切でフレキシブルに対応してくれてとてもよかったのですが、初日の土曜の夜、寝入りばなに隣の部屋の住人とその友達らが帰ってきてパーティーを始め、めっちゃうるさいダンスミュージックと、それ以上にうるさい話し声が途切れることなく、臨場感あふれすぎなボリュームで筒抜けに響いてきて、あまりのうるささにベンはもちろん、普段はちょっとした音では滅多に目を覚まさない私もすっかり起こされ、以後全然眠れなくなってしまったという……。ベンはよく自宅でも、週末の夜中に外で騒いでる人たちがいてうるさい時、いわゆるホワイトノイズ(テレビのサンドストームのような音)を流して騒音を遮るのですが、今回もYouTubeでホワイトノイズを流して対応しようとしたところ、これでも太刀打ちできないぐらい、まーーウルセーのなんのって(しかしYouTubeで数時間バージョンのホワイトノイズが見つかるのかーと感心していると、ベンいわく「他人の騒音に頭を悩ませるのは世界共通の問題だから、親切な人がアップロードしてくれてるんだよ」と。納得)。翌朝はなるべく早めに行動開始して蚤の市に行こうと思っていたので、午前5時を回った頃にはもう睡眠を完全に諦め、7時ぐらいに起床。その時点でもお隣のパ〜リ〜は全然終わることなく、相変わらずものすごいデカイ声で喋っていて、結局これが午前9時ぐらいまで続いたのです!! さすがに呆れたけど、出かける準備をしながら私たちもデカイ音でパンクとか流して彼らに対抗(笑)。いやーほんとまいったわ。
と、睡眠ほぼゼロでスタートした日曜日、まずは名物の蚤の市へ。パリの蚤の市をネットで検索したら、クリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユが3大スポットとして紹介されていたんだけど、どこも中心地からは外れた場所にある。モントルイユは宿泊先から歩ける距離のようだったけど、扱っているのは衣類がメインで、バッタものとかも多そうな感じ。最大規模のクリニャンクールはレビューが賛否両論、しかもメインで扱っているのは家具とか大物のアンティークらしいので、このためにわざわざ遠出するのもなあ、ということで、いろんな種類のアンティークが見つかりそうなヴァンヴに的を絞りました。
地下鉄を乗り継いで、最寄駅のPorte de Vanvesへ。途中、車中からセーヌ川が眺められ、洪水は治まっていたものの、確かに水位がかなり上がっているように見えました。マーケットは一見、思ったより規模が小さいかなーと思っていたら、道沿いにいつまでも延々とストールが続き、かなり広範囲にわたっていました。ありとあらゆるものがあって、ふらふら見て歩くだけでも楽しい。
午後1時ぐらいにはクローズしてしまうので、早足でひと通り見て歩き、小銭で買える雑貨をいくつか購入。お腹もすいたし睡眠ゼロで眠気に襲われ始めた私たちは、その後いったん宿に戻ることにしたんだけど、その前に謎のトイレ体験が……。
帰り道にトイレに行きたくなったベン。マーケット付近にあった公衆トイレは壊れてて閉まってるし、界隈にあるたった1軒のカフェはトイレだけ借りに入るのはやや気まずい雰囲気(私だったら断って入っちゃうけど、ベンはこういうのけっこう苦手)。しかし駅の近くにもう一つ無料の公衆トイレを発見。こちら電車の中にあるトイレのような感じで、ドアの開閉が自動の個室。ともあれ見つかってよかったねー、とトイレ待ちの列に加わったまではよかったんだけど、1人が用を足して出て行ったと思いきや、ドアがそのまま開きっぱなしで、しかも次に並んでいる人が入って行く様子がない。どうしたんだろうと思ってジロジロ見ていると、私たちの視線に気づいたその人が「1回の使用ごとに清掃が入るので、それが終わるまでは入れない」と言う。そうこうしているうちにやっとドアが自動で閉まり、続いてゴゴーーーッと散水しているような音が中から聞こえてきた。しかしこのトイレ、けっこう大きい。わかりやすく言うと広い浴室を機械で丸ごと洗浄してるみたいな感じ。一人使用するごとに便器だけじゃなくてトイレの内部全体に水を浴びせて洗うって、いくら衛生管理といっても、ものすごく無駄が多くないか……?
と、呆気にとられているうちにやっと洗浄が完了、並んでいた次の人が中へ。その後、しばらくして出てきてそそくさと立ち去り、やっとベンの番。しかし待てど暮らせどドアが閉まらない。恐る恐る中に足を踏み入れてみても、何も起こる様子がない(この後の記憶が少々おぼろげなんだけど、ボタンを押してドアを閉めたような……でも結局何も起こらなかったような……)。な、なんなんだーーー一体! もうこの時点でベンの堪忍袋の緒が切れていまい、遠いけど家に帰るまで我慢すると言い張って、その場を立ち去ることに……。
なぜドアが閉まらなかったのかはいまだ不明ですが、後でトイレについて検索してみたところ、同じような体験をした日本人の方(この方はもっと大変な目に遭われてましたが笑)のブログがあったので、
こちらにリンクを貼っておきます。パリに行かれる方は一読をおすすめします笑。
さて、アパートに戻って軽食をとり、一呼吸ついた後は、ひさえちゃんの個展が行われているポンピドゥー・センター近くのギャラリーへ。時間的にちょっと中途半端だったのと、街を見て歩きたいというのもあって、ちょっと遠いけど徒歩で向かうことにしたのですが、これが思ったより結構距離があって、日曜だったので夕方5時にギャラリーが閉まってしまうというのに、到着したのは閉館時間の10分前ぐらい(汗)。しかしこの日はひさえちゃんが一人で店番していて、閉める時間はほぼ自由ということで、気が済むまで居させていただきました。ポンピドゥー・センターの界隈は、東京でいえばどこだろう、青山〜表参道とか?私たちが滞在している場所とはガラリと打って変わって、観光客も多い都会の雰囲気。
それにしても日本の友達とヨーロッパで落ち合う機会なんてそうそうあるわけじゃないので、感慨深かった〜。相変わらず元気そうな顔が見れてうれしかったのはもちろん、一人で全部準備して手配して海外で個展を開催しているDIYアーティストのひさえちゃんの行動力にも感心させられました。肝心の作品は、墨と花を使ったモダンな和風フラワーアートです。生花を使っているので、時間の経過とともに作品自体の表情が変化するのと、挿し入れる花によってまたイメージがガラリと変化するのが面白いですね。
この後は3人で、最近パリを訪れたスペイン人の友達に薦められた、カルチエ・ラタンにある昔ながらの素朴なクレープ屋さん、La Petite Bretonneでディナー。おかずクレープと甘味クレープの両方を平らげ(おいしかった〜)、ビールを飲みながら、いろんな話に花を咲かせました。
ところでパリは外食が高い!ユーロ高ということもあるかもだけど、ロンドンの比にならない高さで、おいしそうな外観のレストランにそそられてメニューを見てみたらビックリ仰天、なんていうことも珍しくありません。話は前後しますが、初日の夜、宿泊先近くの小さなレストラン通りで食事するところを探した際も、どのお店もおいしそうだけどとてもお高くて(しかも高級店というわけでもなさそうのに)なかなか決められず、長時間界隈をウロウロ。フランスの食事というと、やっぱり肉料理がメインというイメージで、私も実はちょっとお肉が食べたいなあと思っていたんだけど、値段も折り合わないので、結局、好き嫌いが多くペスカタリアンなベンが選んだ、今どきのオーガニック・ベジ料理店、La Petite Fabriqueへ。しかしこれが大当たりで、ベジな気分じゃなかった私も大満足でした。
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前菜にオーダーしたスープ。もう数ヵ月前の話なので何のスープだったかすっかり忘れたけど、
とにかくとてもおいしかった! 自家製らしきパンもすっごくおいしくて、
バスケットお代わりしちゃったほどでした |
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頼もうと思っていたパスタのメニューが品切れだったので、スタッフにおすすめされた
こちらのヌードルをオーダーしたところ、今まで味わったことのないような
アジアンな味付けですっごーくおいしかったのでした |
この夜はこの後、宿のすぐ近くのベルギービールを豊富に扱うパブLe Bouillon Belgeで一杯引っかけて帰りました。このお店がまたクオリティ重視の生粋の飲み屋という感じでとても気に入りました。
そうそうそれから、昔はパリと言えば、人々は英語を喋らず、店員もみな高飛車で、フランス語でしか対応してくれない、なんて話をよく聞いたものだけど、今回の滞在ではみんなとても親切で、見るからにフランス語ができそうにない私(たち)に対して「フランス語で大丈夫ですか?」と英語で聞いてくれたり、始めから英語で対応してくれたり、ある時は「私、英語がほとんどできないの、ごめんなさいね」なんて言ってくれる人までいて、感動しました。たまたまいい人たちに当たったのかどうかはわからないけど、概してみんなとてもフレンドリーだった印象です。
さて翌日の月曜は、朝イチでこれまた宿泊先の近くにあるペール・ラシェーズ墓地(Pere Lachaise Cemetary)へ。ここはジム・モリソンやイヴ・モンタン、エディット・ピアフ、ショパン、バルザック、マリア・カラス、モディリアーニ、プルースト、オスカー・ワイルドなどなど数え上げれば切りがないほどの有名人が眠っているパリ最大の墓地です。実はベンが敬愛しているフランスのホラー映画監督、ジャン・ローランもここで眠っているということで、この墓地を訪れることは、ベンのパリでやることリストの最上位に入っていたのでした。敷地がかなり広くて入口も数カ所あり、しかも地図が大ざっぱなので、これだけの数のお墓の中からお目当てのお墓を探し当てるのはなかなか一苦労ですが、そこはやはりみんなどうにか時間をかけてでも探し当てており、私たちもさんざん歩き回りながらも、やっと探していたジャン・ローランさんのお墓を発見。ベンは用意してきたシルバーのバラのブローチ(同監督作品「The Iron Rose」にちなんで)をお墓に供えたのでした。
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こちらはドアーズのジム・モリソンのお墓 |
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ジム・モリソンのお墓はもはや観光スポットのようで、墓地の中でも
異彩を放っています。鉄柵にはファンが括り付けていったと思われる
ミサンガがいっぱい。すぐ前に立っている木には、これまたファンが
残していったと思われるチューインガムがいっぱいで、
周囲にはガムの匂いが漂ってます(ちょっと気持ち悪い) |
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エディット・ピアフのお墓 |
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このように立派なお墓もいっぱい。おそらく高貴なお家柄なんだろうけど、
家族のメンバーがみんなここに眠っていると思うと、
あの世でも家族みんなで一つ屋根の下で暮らしているようにも思えて、
なんだか良いなあ、、、と思ってしまいました |
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さて、セメタリーの後は、下調べして気になっていたレコード屋巡りへ。まずはセメタリーから西方向(中心地の方向)にてくてく30分ほど歩き、メトロのCharonne駅に近いMusic Fear Satanという店へ。オーナーと常連客が月曜の昼間からカウンター周りでグダグダ楽しそうに喋っている、いい感じのお店。セレクションはパンクやインディ系のほか、ドゥーム、ドローン系がいっぱい。インディペンデントなローカルバンドのレコードもいろいろあって興味深かったです。
ところで朝から歩きっぱなしでお腹ぺこぺこ、でもマトモなランチは高くて食べられそうにないのでどっか手軽なカフェでもないんだろうか……と思っていた矢先に、このレコード屋と同じ通りに、まさにこういうの待ってましたって感じの手軽なカフェ、Bears & Raccoonsを発見して、思わず駆け込んだ私たち。サンドイッチとコーヒーをオーダーしたら、パンとオレンジ色のチーズがとーってもおいしくてほっこり♥でした。
さて次に向かったのは、バスティーユ駅の近くにあるBorn Bad Record Shop。パンク、ガレージ系メインのかなりツボを押さえたセレクションで、1時間以上店内をウロウロして隅から隅までチェック。Sick Thoughtsのレコードがいっぱいあったのもなんかよかった笑。
さんざん見回った後、レコード数枚を買って、レジ横の新入荷7インチの中にあったNotsのレコードを見ていたら、スタッフが「Nots今日この近くのヴェニューでライブするよ」と教えてくれて、にゃに! パリにいる間に何かライブ観れたらいいなあと思っていたけどネットではいまいち面白そうなライブが見つけられなかったので、半分諦めていたんだけど、やっぱ現地のイベントは現地で探すのが一番ですね。実はNots、数日前にロンドンで観たところだったんだけど、すごくかっこよかったので、また観れるなんて(しかも旅先で!)うれしい限り!
そんなわけでこのお店に予定外に長居してしまったので、レコード屋巡りは2軒で終了……。下調べした時に見つけた、マドンナ御殿ともいうべき、マドンナのものを何でも揃えているレコード屋、その名も
Lucky Recordsはちょっと覗いてみたかったけど(笑)、残念ながら時間なし。しかし宿のすぐ近くにめっちゃいい感じの(というか好みの)、これまたその名もNostalgiaという中古レコード屋があり、翌日宿をチェックアウトした後に立ち寄って、帰るギリギリまで中古レコード漁りしたのでした。
さて、この日はこの後、ひさえちゃんと待ち合わせて夕飯、いよいよオペラ座の近くにある噂の日本食街、サンタンヌ通り(Rue Sainte-Anne)へ。日本食材もいろいろ売っているコリアン食材店で待ち合わせして、そのすぐ向かいにある、いわゆる「日本の中華料理」が食べられる店、来々軒へ。しかしこの日本食通り、本当にすばらしく充実していて、もうパリのリトル東京もといビッグ東京、もしくはジャパンタウンって呼びたくなります。ラーメン屋やお好み焼き屋はもちろん、居酒屋やら日本のパン屋さんやら、かなりハズレのなさそうな、おいしそうな日本食店が通りにずらーーーーーっと軒を並べていて、どこに入るか迷ってしまうこと請け合い。パリに長く住んでいる人たちはまた違う見方をするのかもしれないけど、ロンドンから来た私にとってはまさに天国のような通りでした。ちなみにパリは日本人経営ではなさそうな寿司屋や焼鳥屋は本当にたくさんあって、3歩歩けば……といっても過言ではないぐらい(やはり味は海外仕様のようですが)。それだけ日本食がすっかり根付いている証拠なのかもしれません。それに比べたらロンドンなんて日本食、全然浸透してないなあと思います。
肝心の来々軒では焼きそばを注文、これがまたもんのすごーくおいしかった。これよこれ、そうそう、日本の中華料理〜!というね。
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そういえばパリって、ビールをこういう、間口の大きい
グラスで出すんだよね。慣れるとこれもオツな感じ♥ |
時間があったら何軒かハシゴしたり、日本のパンを買ったりしたかったけど、急遽Notsのライブに行くことにした私たちは、来来軒でパパッとご飯を食べてまたバスティーユ方面にとんぼ返り。ひさえちゃん、慌ただしくなっちゃってごめん。でもパリで会えて本当によかった!今度はぜひロンドンで会おうね!
さてバスティーユ駅に戻り、Notsのライブを観に、La Mecaniqueへ。地上階がパブ、ヴェニューは地下にあり、縦に長くて天井が丸い高架下のスペースのような、洞穴のような、小ぶりの空間。Mary Bellという3ピースのガールバンドが前座で、ガレージパンク&ポップなBikini Killみたいな感じでなかなかよかったです。
そしてNots、またまたサイコーでした。ドラマーは相変わらずスゴイし。この日がヨーロッパツアーの最終日だったようで、「最後だぜー!」みたいな感じでエネルギー出し切ってました。Notsは少し前にイギリスのHeavenlyとも契約したし、これからもちょくちょくヨーロッパ来るんじゃないですかねー。
そして翌日、あっという間にロンドンへ戻る日となりました。午前中、散歩も兼ねて、宿から徒歩20分ぐらいのBle Sacreというベーカリーへ。実はここ、ネットで「パリで一番のクロワッサン」という評判を見つけて、初日にも出向いたのですが、夕方だったためにすでにクロワッサンが売り切れていたのです。そこで最終日の朝に再チャレンジ。やっと噂のクロワッサンにありつけました。うん、めっちゃうまかった!! 私たちが着いた時はまだそんなに混んでいなかったけど、外の席でクロワッサンとコーヒーを頬張っているうちにみるみる客が押し寄せて、すごい行列に。ギリギリセーフで間に合ってよかった。
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狭い店内でちゃちゃっと撮影したのでボケボケですみません |
これで今回のやることリストはほぼ全部クリア、イェイ。洪水のためにルーブル美術館は閉館していたし、主要観光名所にはほとんどどこにも足を運ばなかたけど、興味深いスポットをいろいろ見れたし、ひさえちゃんにも会えたしで、とても楽しい数日間でした。意外と近いし、またそのうち行きたいな〜。
というわけで最後にまたまた、訪れたお店のリンクをわかる範囲でリストアップしておきます。
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La Petite Bretonne(クレープ)
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La Petite Fabrique(オーガニック・ベジタリアン)
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Le Bouillon Belge(ベルギービール、パブ)
●Bears & Raccoons(カフェ、グルテンフリー)
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来々軒(日本の中華料理)
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Ble Sacre(ベーカリー、カフェ)
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Marche aux puces - Porte de Vanves(蚤の市)
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MusicFearSatin(レコード)
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Born Bad Record Shop(レコード)
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La Mecanique(バー&ライブハウス)
■today's disc:
Main dans la main/Elli&Jacno
おパリ気分を高めよう!と、パリを訪れる前、ベンが持っているフレンチポップスの曲をいろいろ聞き漁ったわけですが、なかでもダントツで気に入ったのがこのエレクトロポップの最強コンビ、Elli&Jacno。以来、ハマって連日のように聞いてます。彼らを知ってから、私たちのプロジェクトSkull Tennisの方向性が決まりました(笑)。