Translate

2016年9月5日月曜日

コーンウォールへの旅

残暑お見舞い申し上げます。またまたかなーりご無沙汰してしまいました。。。。。
ねこネタを除くと5月以来……そうこうしているうちにUK国民投票でまさかのEU脱退が決まってあまりの衝撃に初めてデモ行進に参加したり(今後ほんとにどうなるのだろうか)、Brexitのおかげで£は急激に値下がりして£1=130円前後になっちゃって到底日本に帰れんばいー!と嘆き、この機会に日本から友達誰か遊びに来ないかしらーと思っているんだけど誰も来ねーし、とやさぐれたりしていました。日照時間はぐんぐん延びて、夜10時近くまで明るいなーと思っていたら、今はもうだんだん日が短くなってきて、夜7時半すぎには電気つけたくなってくるぐらいの感じです。ねこたちもぐんぐん成長して、もうかなりデカイ!(特にタムタム)人間でいったら今、18〜19歳ぐらいかと思うので、まもなくオトナですな〜。やることなすことは変わらずベビーのようですけども。

ラミー強し!の巻


仲良しきょうだいの巻

さて、この春から夏にかけては、あっちこっち行ったりでかなり忙しくしておりました。今さらの話ばっかりですが、せっかくなので備忘録として、これから何回かにわたり簡単に旅行記を書こうと思います。

第1回は、4月下旬(ってもう5ヵ月前の話ですけど)の週末に結婚2周年記念旅行で訪れたコーンウォール3泊4日の旅です。トットネスに住んでた時にも行ったことがあるFalmouthに滞在したのですが、やーFalmouthなかなか楽しい。前に行った時は一人で日帰りだったし、天気も悪かったので、十分満喫できなかったけど(それでも中古レコード屋に長時間ハマったり、本場のパスティ食べたりもしたし、全体的に好印象だった記憶がある)、今回は、天気はまたもや今ひとつだったものの、ひと通り隈なく見て歩けたし、いい感じのカフェやレストラン、パブも多く、気になるビンテージショップ、レコード屋、チャリティショップなども点在していて街歩きが楽しい。そして何と言っても港町独特のマリーンな雰囲気が漂っていて開放的なのがよいんですなー。



主に訪れた観光スポットは……

Pendennis Castle
旅先に城や城跡があるとなんとなく行かずにいられない我々。ということで宿泊先のB&Bからてくてく歩くこと30〜40分ぐらい? コーストラインに沿っていくので眺めも抜群。かなり敷地が広くて立派な、ヘンリー8世のお城でした。
お城の敷地からは離れた、海岸沿いに立つ要塞跡
ヘンリー8世の城塞。しかし霧雨が降ってて寒かったー
トンネルを抜けると……未知との遭遇!? みたいな
城跡で物思いに耽る人
しかも城塞の内部がこれまたすごかった。上階のフロアに足を踏み入れた途端に、どどーんと大きな音がしてもくもくとスモークが! 大砲を打つ場面が人形で再現されてるんだけど、劇場仕立ててで彼らの会話が音声として流れてきて、とにかく臨場感がすごい。イギリスにしては珍しく(?)めっちゃ凝っててビビりました笑。


St. Micheal's Mount
フランスの世界遺産、モン・サン=ミシェルは有名だけど、ここはあまり知られていないんでは?(私も知らなかった!)手っ取り早く言うとモン・サン=ミシェルのイギリス版(英語読みだと確かにセント・マイケルズ・マウント!)です。Falmouthから電車でPenzanceまで行き、そこからさらに海辺をずーーーっと、この小島とつながっているMarazionというヴィレッジまで1時間ぐらいかな?歩きました。Penzanceの駅から遥か小島まで見渡せるんだけど、パッと見るとすごーく遠くに見える。普段は歩くの苦にならないのですが、なぜか私この日はとても疲れていて、えーーーこの距離歩くの?と思ったけれど、いい天気で歩き出したら陽光できらきらしてるビーチとか、散歩中の犬とか、いろいろとプリティな景観が目に飛び込んできて気持ちも上がり、だんだん近づいてくるセント・マイケルズ・マウントに胸を躍らせつつ、どうにか辿り着きました。

遥か彼方に見える小島まで、歩くどー


少女と子犬がビーチで戯れている、かわいさ満点の光景♥
ここだけ切りとると別の惑星のよう
きらっきらと輝いてます。雲も静止してて空に貼り付いてるかのよう
わんこたちも大はしゃぎ
セント・マイケルズ・マウント、ちょっとずつ近づいてます
あともう少し!
やっと真向かいまで来ました。この歩道を進めば到着。午後、満ち潮になると
この歩道は海の中へと消えてしまいます
一瞬、道の真ん中に突然、浮き?と思ったけど、
そうだよね、満ち潮になったらここ、海の中だもんね
あいにく週末だったので、島のエントランス部分にしか足を踏み入れることが
できませんでした。週末は、この島の居住者が静かにゆっくり
過ごせるように、観光客の島内部への立ち入りが禁止されているのです
さて、コーンウォールといえば、食べ物もおいしいイメージかと思いますが、もちろんイメージだけじゃなくて実際においしい! というわけで旅行中、いろいろおいしいものいただきました。

クリームティーは絶対に欠かせませんね。ジョージアン・スタイルを
モダンにアレンジした内装でとってもくつろげるティールーム&ワインバー、
Dolly'sにて。昼間だけじゃなくて夜も行きたかった〜
私もベンもフィッシュ&チップス大好き。港町に来て食べずには帰れません。
というわけで、盛況だったチッピーショップ、Harbour Lights Restaurantにて
そしてこのヴィーガン・レストラン、Wildebeest Cafeで食べた
ヴィーガン・タコス・プレート、最高においしかった!
今まで食べたヴィーガンフードで一番おいしかったかも
ベンが食べたヴィーガン・ヌードルもとてもおいしかった様子。
ちょっと味見させてもらったら、ヴィーガンとは思えない深みのあるスープでした

そういえば初日にロンドンからFalmouthへ向かう電車に乗り込んだ際、座席に着いてすぐ「お腹すいたなあ」とボヤいていたら、前の席に座っていた女の子が「よかったらこれ食べる?さっきサンプル品を駅でもらったんだけど、2個あるんだよね」と、親切にもシリアルバーを分けてくれたんだけど(笑)、翌日Falmouthでこのヴィーガンカフェを見つけて興味をそそられた私たちが、最終日のディナーのために予約を入れようと店内に足を踏み入れると、そこで対応してくれたスタッフがなんとこの電車の中でシリアルバーをくれた女の子だったという楽しい偶然がありました。

ほかにも、写真撮らなかったけど、初日の夜に行ったイタリアンレストランMangiaも、とーってもおいしかった! 隠れ家的で種類豊富なカクテル&ラムバーThe Brigもよかったし、今回はほんとに食に恵まれました。あ、最後の日にコーニッシュ・パスティも忘れずにテイクアウトで食べたよ!

おっとそれから、Monoというナイトスポットで週末の夜にレギュラーイベントらしいSoulナイトがあったので、ちょっくら踊りに繰り出してみました。ノーザンソウルの名曲がいっぱいかかっていて、とてもハッピーな雰囲気。老若男女問わずみんな楽しそうに踊っててすごくよかった。


このMonoというヴェニューではちょうどその週にジャパンウィークを開催していて、J-popナイトをはじめ、日本映画上映会とかゲームイベントとかもやってた模様。期間中は本格的なラーメンなんかも食べられたみたい。おそらくすぐ近くにあったKachoという和食店が協力してたんだと思うんだけど、このお店もとても気になったー。内装やメニューからしておそらく日本人経営、少なくとも日本人が関わっているお店だろうと思い(あ、こちらの和食店はよく日本人以外の経営だったりするので)ちょっと食べてみたかったけど、行く機会が持てませんでした。そして今検索したらどうやら最近、閉店してしまった様子。残念……。


いつか誰かの参考になるように、Falmouthで訪れた飲食スポットのリンクを以下にリストアップしときます。

Mangia (イタリアン)
Dolly's( ティールーム&ワインバー)
Harbour Lights Restaurant(フィッシュ&チップス)
Wildbeest cafe(ヴィーガンカフェ)
Hand Bar(ビールの種類がめっちゃ豊富なバー)
Gylly Beach Cafe (ビーチサイドのカフェ&レストラン)
Espressini (アルティザン・コーヒー)
The Brig(ラムバー&カクテルバー)
Mono(ヴェニュー、レストラン&バー)
Jam (レコード&コーヒー)
The Grapes(パブ)

■today's disc:1999/Prince
Falmouth滞在中、上記のパブThe Grapesで夕方ビールを一杯飲んで、店を出ようとしたら、店内にある大型テレビのスクリーンにプリンス逝去の速報が流れてビックリ仰天、ほんとに気が動転しました。まさかのプリンス。あまりにも衝撃的でとても悲しかった(涙)。翌日訪れたヴィンテージショップでプリンスのこのアルバムが流れていて、スタッフに感謝。聞けばその夜は近所のヴェニューでプリンスのトリビュートナイトがさっそく開催されていたようで、知っていたら行きたかった! ところでこのアルバム、個人的にもとても好き。パープルレインよりも好きかもぐらいの感じ。

0 件のコメント:

コメントを投稿