昨年ロンドンに再び移住してから、あっという間に丸一年が経ちました。ベンのお母さん、ジャンの一周忌が目前に迫った7月末、再びウェールズへ。一周忌と言っても、日本とは違って何か儀式的なことをするわけではないのですが、お墓参りをして、みんなで集まってと、まあ、結局のところ日本とそんなに変わらないような気もします。
ウェールズに向かった7月最後の木曜日はちょうどベンの誕生日でもあり、カーディフからポールも帰郷してきていたので、クリスが
Saundersfootにあるフィッシュ・レストラン、
Mermaid on the Strandに連れて行ってくれました。ここには以前にも何度か行ったことがあるんだけど、フィッシュ&チップスがうまい! しかも目の前は海という素晴らしいロケーション。今回もいつも通りフィッシュ&チップスをおいしくいただきました。
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案の定、とっても大きくて食べごたえたっぷりでした |
店内から見えるビーチがちょうど東側で、沈む太陽は見えなかったんだけど、夕陽の反射で水平線がうすーいピンクに染まっていてとってもきれいだったので思わずパチリ。
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ぼんやり浮かんでいるのは太陽じゃなくて月ですな |
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写真は一切、加工なしです。ほんとにこんな色でした |
翌金曜のジャンの一周忌は、おじいちゃんとコリン&デビー(ジャンの弟夫妻)一家(総勢8名)がやってきて、クリスが腕をふるい、みんなでBBQディナー。久しぶりの再会だったけど、みんな相変わらず明るくて面白くて可愛くて、そしてとても元気そうでよかった。
そして土曜は、またまたポールの運転する車で、
Amrothというシーサイドタウンへ連れて行ってもらいました。ビーチもいいんだけど、お目当てはナショナル・トラスト所有の
Colby Garden(Colby Lodge)。静かな森の中を歩いていくと、すてきな野原が広がっていて、家族連れが遊んでいたりして、なんだかとても心なごむ場所なのでした。
敷地内に地元の母娘グループで経営しているというカフェがあり、ここのスコーンが美味しいということで、立ち寄ってみました。ちょうど小雨もパラついてきたので雨宿りがてら。
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すごく大きいスコーンでした!噂どおり美味しかったです |
クリームティーを満喫した後は、また森の中をウォーキング。ほんとここ、落ち着くわあ。マイナスイオンが出まくってるのかなあ。
小さなブリッジを見つけたので、3人でプースティックス・ゲームをしました。プースティックスってバンドもいるのに、あまり意味を考えたことがなかったんだけど、これって「くまのプーさん」に出てくるゲームなんだね。それぞれが適当な木の棒を見つけてきて、それを橋の上から川へ落とすだけ。それで、橋の反対側から一番最初に出てきた棒が勝ち。
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いつもこれ、ベンが勝つんだよね。しかし兄弟2人して橋から川を眺めているのがなんか微笑ましいのだった |
そんなこんなでのどかな森の中のお散歩を存分に楽しみました。ちなみにこの日のAmrothのビーチはこんな感じでした。
ところでベンの実家の庭にはいろんな木々や花々が植わっているんだけど、なかでもグンネラ(通称ジャイアント・ルバーブ)という植物、私はここに来て初めて見たのですが、まるで熱帯のモンスター植物のようで、ちょっとすごいのです。冬場は完全に枯れてしまってその一帯は何もなくなってしまうんだけど、春になって暖かくなるとムクムクと蘇ってきて、ピークを迎える夏には葉っぱも巨大になり、それこそ傘になりそうなぐらい、いやそれ以上に大きくなります。
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見て、この大きさ! 冬になるとこれが完全になくなっちゃうっていうのが不思議なぐらいデカイのです。 |
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茎もコワイぐらいにデカくてスパイキー |
さて最終日の日曜は、コリン&デビー一家がランチに招待してくれました。午後3時半の電車に乗らなければならなかったので、あまりゆっくりはできなかったんだけど、長男のジェイミーがサンデーローストをつくってくれて、またまたみんなでワイワイ食事しました。個人的にはやっぱりこの家の3匹のわんこたちに会えたのがうれしかった、ははは。
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廊下でちょっとお昼寝中のスクービーとロキシー |
というわけで、ウェールズは相変わらずのどかできれいでした。次に訪れるのはクリスマスかな……。
■today's Mr.White: 今回も
ホワイトさんちのパン屋さんに立ち寄りました。最近は体力的な問題もあって、週4日の営業らしいんだけど、カウンターで一人ひとりのお客さんと話し込んでいる(だからいつも行列ができている)ホワイトさんは、相変わらずお元気そうでした。週4日、11〜14時の営業時間を知らせる掲示に「パンがうまくいったら10時半に開店します。外に看板が出ていたら、店にいます(「Out」と「About」で韻を踏んでる)と書いてあって可愛い(笑)。
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